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外用ミノキシジルは整髪料の前と後どちら?ワックスを使う日の塗り方

AGA(男性型脱毛症)

外用ミノキシジルは整髪料の前と後どちら?ワックスを使う日の塗り方

医師・薬剤師監修

「朝はワックスで髪をセットしたいけれど、ミノキシジルはその前と後のどちらに塗ればいい?」「整髪料をつけたままミノキシジルを使っても大丈夫?」と迷う方もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、外用ミノキシジルは整髪料を使う前に塗布し、薬液がしっかり乾いてからワックスなどでセットするのが基本です。

「乾いた頭皮にミノキシジルを塗る → 薬液が乾くのを待つ → ワックスを使う」という順番を覚えておきましょう。

大正製薬のリアップシリーズでも、ミノキシジルの吸収を妨げないため、塗布後に乾いてから整髪料などのヘアケア剤を使うよう案内されています。PMDAに掲載されているリアップX5プラスネオの説明書にも、整髪料やヘアセットスプレーは本剤を使用したあとに使用するよう記載されています。

この記事では、ワックスを使う日の外用ミノキシジルの順番や、朝の塗り方、すでに整髪料をつけてしまった場合の対処まで分かりやすく解説します。

外用ミノキシジルはワックスより先に塗る

外用ミノキシジルは、髪の毛そのものではなく薄毛が気になる部分の頭皮に直接塗布する薬です。

そのため、ワックスやジェル、ヘアオイルなどを先につけてしまうと、整髪料が頭皮に付着し、薬液が頭皮に届きにくくなる可能性があります。

順番 行うこと
1 髪・頭皮を乾かす
2 外用ミノキシジルを頭皮に塗る
3 薬液が乾くまで待つ
4 ワックスなどで髪をセットする

メーカーの使用例でも、朝は「ミノキシジル塗布→乾いてから整髪」という流れが示されています。

なぜワックスを先につけない方がいい?

ワックスやジェルは髪型を整えるためのものですが、使用時には髪の根元や頭皮にも付着することがあります。

整髪料がついた状態で外用ミノキシジルを使用すると、薬液が頭皮へ適切に触れるのを妨げる可能性があります。大正製薬も、整髪料を使用した状態でリアップを塗布すると、薬液の頭皮吸収を妨げる可能性があるとして、整髪料は塗布後に使用するよう案内しています。

つまり、「ミノキシジルとワックスを併用してはいけない」というわけではありません。

使う順番を分けることがポイントです。

ワックスを使う日の朝はどう塗ればいい?

朝に外用ミノキシジルとワックスの両方を使う場合は、身支度の順番を少し工夫すると続けやすくなります。

1.髪と頭皮を乾いた状態にする

朝に洗髪する場合は、シャンプー後に髪と頭皮の水分を十分に乾かしてからミノキシジルを使用します。

濡れた状態で塗ると、薬液が髪に付着してしまい、頭皮へ適切に塗布できない可能性があります。メーカーも、洗髪後は頭皮を完全に乾かしてから使用するよう案内しています。

朝に洗髪しない場合でも、汗などで頭皮が濡れているときは、乾かしてから使用するのがよいでしょう。

2.薄毛が気になる頭皮にミノキシジルを塗る

髪の表面に薬液をつけるのではなく、髪を分けながら頭皮に直接届くように塗布します。

用量は製品ごとに異なるため、必ず使用している製品の説明書に従ってください。例えばリアップX5プラスネオでは、成人男性に1回1mLを1日2回、脱毛している頭皮へ塗布する用法となっています。用量を増やしても効果が高まるわけではなく、副作用の可能性が高くなるおそれがあるため、自己判断で増量しないことが大切です。

3.ミノキシジルが乾くまで触らない

塗った直後に髪を触ったりワックスをつけたりすると、薬液が指や髪へ移ってしまうことがあります。

「○分待てば必ず大丈夫」という時間だけで判断するのではなく、頭皮に塗った薬液が十分に乾いたことを確認してから次の工程へ進みましょう。

大正製薬では、薬液が乾くまでは指で触れないよう案内しています。

4.乾いたあとにワックスでセットする

ミノキシジルが乾いたら、通常通り髪型を整えます。

ワックスはできるだけ髪の中間から毛先を中心につけ、頭皮へ大量につけないようにするとよいでしょう。薄毛の部分に重いワックスを多くつけると、髪が束になってボリュームが出にくくなる場合もあります。

すでにワックスをつけた後はどうする?

朝、先にワックスをつけてしまった場合に、その上からミノキシジルを塗るのはおすすめできません。

整髪料が頭皮に残っている状態では、ミノキシジルの吸収を妨げる可能性があります。

基本的には、整髪料を洗い流してから頭皮を十分に乾かし、その後にミノキシジルを使用する流れが分かりやすいでしょう。

時間がないからといって、ワックスの上から無理に塗ったり、後から倍量を使ったりするのは避けてください。

スプレー・ジェル・ヘアオイルも順番は同じ?

基本的な考え方はワックスと同じです。

ヘアケア用品 使用するタイミング
ワックス ミノキシジルが乾いたあと
ジェル ミノキシジルが乾いたあと
ヘアスプレー ミノキシジルが乾いたあと
ヘアオイル ミノキシジルが乾いたあと

ただし、製品ごとに使用方法や添加物が異なるため、実際には使用しているミノキシジル製剤の添付文書・説明書を優先してください。

夜のミノキシジルはワックスを落としてから使う

朝にワックスを使った日は、夜まで整髪料が髪や頭皮に残っていることがあります。

そのため夜は、まず洗髪してワックスや皮脂を落とし、頭皮までしっかり乾かしてからミノキシジルを使用する流れが適しています。

PMDAに掲載されている使用例でも、夜に洗髪する場合は「洗髪→マッサージ→水分を十分に取る→ミノキシジル塗布→乾いてから就寝」という流れが示されています。

塗布直後に枕へ頭をつけるのではなく、薬液が乾いてから就寝することも意識しましょう。

塗る量を増やせばワックスを使っていても大丈夫?

整髪料による影響を心配して、ミノキシジルの量を増やす必要はありません。

外用ミノキシジルは、決められた量・回数を守って継続することが重要です。リアップX5プラスネオの説明書でも、規定量より多く使用しても効果は上がらず、副作用が起こる可能性が高まるとされています。

塗り忘れた場合も、次回にまとめて倍量を使うのではなく、製品の用法・用量に従って使用してください。

頭皮にかゆみ・赤みが出たら使用を続けない

外用ミノキシジルでは、頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、熱感などが現れることがあります。頭痛、めまい、胸の痛み、動悸、急激な体重増加や手足のむくみなども、製品の説明書で相談が必要な症状として挙げられています。

これらの症状が現れた場合は、自己判断で使い続けず、使用を中止して医師または薬剤師へ相談してください。

また、急激に髪が抜けた、円形・斑状に脱毛しているなど、AGA(男性型脱毛症)以外の脱毛が疑われる場合にも、まず医療機関で原因を確認することが大切です。

まとめ

外用ミノキシジルとワックスを併用する場合は、ミノキシジルを先に使用するのが基本です。

「乾いた頭皮にミノキシジルを塗る → 完全に乾かす → ワックスなどで整髪する」という順番を習慣にしましょう。

ワックスを先につけてしまった場合は、その上から塗るのではなく、整髪料を落として頭皮を乾かしてから使用する方が適切です。

また、朝だけでなく夜もワックスや皮脂を洗い流し、頭皮が乾いた状態で使用することを意識しましょう。使用回数や1回量は製品によって異なるため、必ず手元の添付文書・説明書を確認してください。

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