片頭痛がある人は低用量ピルを飲めない?前兆の有無が重要な理由
監修:医師・薬剤師監修
片頭痛がある人のなかには、「低用量ピルは飲めないと聞いた」「生理痛を軽くしたいが、頭痛持ちなので処方してもらえるか不安」と感じている人もいるでしょう。
結論からいうと、片頭痛がある人すべてが低用量ピルを使用できないわけではありません。安全性を判断するうえで特に重要なのが、頭痛の前に視界が光る、見えにくくなる、手足がしびれるといった「前兆」があるかどうかです。
一般に低用量ピルと呼ばれる薬の多くは、エストロゲンとプロゲスチンを含む配合薬です。日本国内の経口避妊薬やLEP(低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬)の添付文書では、前兆を伴う片頭痛がある人は使用できない「禁忌」とされています。前兆を伴う片頭痛は、それ自体が脳梗塞などの脳血管障害と関連し、エストロゲンを含む薬を使用すると血栓に関する危険性が重なると考えられるためです。
一方、前兆を伴わない片頭痛では、年齢、喫煙、高血圧、肥満、血栓症の既往などを確認したうえで、医師が使用可能と判断することがあります。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の基準でも、エストロゲンを含む配合型ホルモン避妊法について、前兆なしの片頭痛は「利益が一般的にリスクを上回る」とされるカテゴリー2、前兆ありの片頭痛は「容認できない健康上のリスク」を示すカテゴリー4に分類されています。
この記事では、片頭痛の前兆とはどのような症状なのか、なぜ前兆の有無で低用量ピルの使用可否が変わるのか、前兆なしなら必ず使えるのか、服用中に頭痛が変化したときの対応について詳しく解説します。
低用量ピルとはどのような薬?
低用量ピルとは、一般にエストロゲンとプロゲスチンという2種類の女性ホルモンを含む配合薬を指します。避妊を目的とするOC(経口避妊薬)と、生理痛、子宮内膜症、月経困難症などの治療を目的とするLEPがあります。
目的や保険適用の有無は異なりますが、どちらもエストロゲンを含む配合薬であれば、血液凝固や血栓症に関する注意が必要です。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)では、配合経口避妊薬だけでなく、エストロゲンを含む避妊パッチや膣リングもCHC(配合型ホルモン避妊法)として同様の安全性区分で評価しています。
低用量ピルには、排卵を抑える、子宮内膜が厚くなるのを抑える、子宮頸管粘液を変化させるといった作用があります。その結果、避妊効果だけでなく、生理痛の軽減、経血量の減少、月経周期の安定などが期待できます。
しかし、エストロゲンには血液を固まりやすくする方向への作用があるため、血栓症や脳血管障害の危険因子を持つ人には使用できない場合があります。日本の経口避妊薬の添付文書では、前兆を伴う片頭痛のほか、脳血管障害の既往、血栓性素因、一定以上の高血圧、35歳以上で1日15本以上喫煙する人などが禁忌として挙げられています。
片頭痛とは?普通の頭痛との違い
片頭痛は、頭の片側または両側に、ズキズキと脈打つような痛みが起こる病気です。動くと痛みが強くなりやすく、吐き気、嘔吐、光や音への過敏などを伴うことがあります。
「片頭痛」という名称から、必ず頭の片側だけが痛むと思われがちですが、両側が痛む場合もあります。頭痛の場所だけで片頭痛かどうかを判断することはできません。
片頭痛は、大きく次の2種類に分けられます。
| 片頭痛の種類 | 特徴 | エストロゲンを含む低用量ピル |
|---|---|---|
| 前兆のない片頭痛 | 前兆を伴わずに頭痛が始まる | ほかの危険因子を確認したうえで使用が検討される場合がある |
| 前兆のある片頭痛 | 頭痛の前または発作中に、一時的な視覚・感覚・言語症状などが現れる | 原則として使用できない |
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)も、低用量ピルの安全性を判断するには、単なる頭痛と片頭痛を区別するだけでなく、過去に一度でも前兆を経験したかを正確に確認することが重要だとしています。
片頭痛の「前兆」とはどのような症状?
片頭痛の前兆とは、頭痛の前や発作中に一時的に現れる、視覚、感覚、言語などの神経症状です。
代表的なのが視覚性前兆で、次のような症状があります。
- 視界にギザギザした光が現れる
- キラキラした点や線が見える
- 星型の光が見える
- 視界の一部が欠ける
- 物が見えにくくなる
- 光の模様が少しずつ広がる
日本の低用量経口避妊薬の添付文書でも、前兆の例として「閃輝暗点」「星型閃光」などが挙げられています。
視覚症状以外には、次のような前兆が現れることもあります。
- 片側の手や顔がしびれる
- しびれが手から腕、顔へ徐々に広がる
- 言葉が出にくい
- 言葉を理解しにくい
- 一時的に力が入りにくい
単に目が疲れる、立ちくらみで視界が暗くなる、頭痛で目がかすむといった症状が、すべて片頭痛の前兆というわけではありません。前兆は特定の局所神経症状であり、正しい診断が必要です。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)も、前兆を「特異的な局所神経症状」と位置づけ、診断の正確性を重視しています。
前兆は頭痛の直前だけに起こるとは限らない
片頭痛の前兆は頭痛より前に起こることが多いものの、頭痛と同時に現れたり、前兆だけで頭痛が起こらなかったりする場合もあります。
そのため、「光が見えたあとに頭痛がなかったから、前兆ではない」とは言い切れません。
また、以前は前兆がなかった人でも、低用量ピルを服用している途中から新たな視覚症状やしびれが現れる可能性があります。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は、新しく発生した頭痛や、これまでと明らかに変化した頭痛は評価が必要だとしています。
診察時には、頭痛が始まる前の症状も含めて医師に伝えることが重要です。
なぜ前兆があると低用量ピルを飲めないの?
前兆のある片頭痛がある人は、前兆のない人や片頭痛がない人と比べ、虚血性脳卒中のリスクが高いことが報告されています。
一方、エストロゲンを含む経口避妊薬も、使用していない人と比べて虚血性脳卒中のリスク上昇と関連します。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は、片頭痛のある人における経口避妊薬の使用は、非使用と比べて虚血性脳卒中のリスクがおよそ3倍だったとする研究結果を示しています。ただし、研究の多くでは片頭痛の種類や薬の処方内容が細かく分けられていない点にも注意が必要です。
前兆のある片頭痛とエストロゲン含有ピルは、それぞれ脳梗塞リスクに関係するため、両者を重ねることを避ける必要があります。
日本の低用量経口避妊薬の添付文書でも、前兆を伴う片頭痛の患者は前兆を伴わない患者より脳卒中などの脳血管障害が発生しやすいという理由で、使用禁忌とされています。
前兆なしの片頭痛なら低用量ピルを飲める?
前兆のない片頭痛であれば、必ず低用量ピルを使用できるというわけではありませんが、ほかの危険因子がなければ選択肢になる場合があります。
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の2024年基準では、前兆のない片頭痛は、エストロゲンを含む配合型ホルモン避妊法についてカテゴリー2に分類されています。カテゴリー2は、一般に使用による利益が理論上または確認されているリスクを上回る状態を意味します。
ただし、この分類は、年齢、喫煙、高血圧など、脳卒中に関するほかの危険因子がない人を前提としています。
前兆がなくても、次の条件がある場合は、エストロゲンを含む低用量ピルが適さない、または慎重な判断が必要になる可能性があります。
- 喫煙している
- 35歳以上である
- 高血圧がある
- 血栓症や脳卒中の既往がある
- 血栓ができやすい体質を指摘されている
- 糖尿病に伴う血管障害がある
- 肥満がある
- 長期間動けない状態が続く
- 大きな手術を予定している
「前兆なし」と自己判断できても、ピルの処方前には、頭痛の診断と血栓リスクを医師に確認してもらうことが重要です。
月経前や生理中だけ起こる片頭痛は?
生理前や生理中に起こる片頭痛は「月経時片頭痛」と呼ばれることがあります。女性ホルモン、特にエストロゲンの変動が発作に関係すると考えられています。
月経時片頭痛の多くは前兆を伴わないタイプです。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)も、月経時片頭痛を前兆のない片頭痛の一種として分類しています。
低用量ピルによってホルモン変動が抑えられ、頭痛が軽くなる人がいる一方、休薬期間のホルモン低下によって頭痛が起こる人もいます。
頭痛の改善を目的に服用方法を変更する場合は、連続投与や休薬期間の調整などが検討されることがありますが、自己判断で休薬や服用日数を変更してはいけません。
低用量ピルで片頭痛が悪化することはある?
低用量ピルを飲み始めたあと、頭痛が増えたり、痛み方が変化したりすることがあります。
服用開始直後の軽い頭痛は一時的な副作用として現れる場合もありますが、次のような変化がある場合は注意が必要です。
- 今までなかった前兆が現れた
- 頭痛の頻度が明らかに増えた
- 痛みが急に強くなった
- いつもの片頭痛と痛み方が違う
- 手足のしびれや麻痺を伴う
- 言葉が出にくい
- 視野が欠ける
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は、ピル使用中に新しい頭痛が出た場合や、頭痛が著しく変化した場合には、原因の評価が必要だとしています。
服用中に初めて片頭痛の前兆と考えられる症状が出た場合は、次の診察日まで待たず、処方した医療機関へ連絡してください。
突然の視覚異常は片頭痛の前兆と決めつけない
視界が光る、見えにくい、視野が欠けるといった症状は、片頭痛の前兆で起こることがありますが、脳梗塞、一過性脳虚血発作、眼科疾患などでも現れる可能性があります。
特に、次のような症状がある場合は、片頭痛だと自己判断せず、速やかな医療対応が必要です。
- 突然、片目だけが見えなくなった
- 体の片側に力が入らない
- 顔の片側が下がっている
- ろれつが回らない
- 言葉を理解できない
- 今までにない激しい頭痛が突然起きた
- 意識がもうろうとする
これらは脳卒中などの緊急疾患を否定できません。症状が短時間で消えた場合でも、一過性脳虚血発作の可能性があるため受診が必要です。
片頭痛がある人はピル以外の方法を選べる?
前兆のある片頭痛があり、エストロゲンを含む低用量ピルが使用できない場合でも、避妊や月経症状への対策がすべてできなくなるわけではありません。
選択肢として、エストロゲンを含まない方法が検討されることがあります。
- プロゲスチン単剤の経口避妊薬
- 黄体ホルモン放出子宮内システム
- 銅付加子宮内避妊具
- 皮下インプラント
- 注射型の黄体ホルモン製剤
- コンドーム
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の2024年基準では、前兆のある片頭痛でも、銅付加子宮内避妊具、黄体ホルモン放出子宮内システム、インプラント、注射薬、プロゲスチン単剤ピルはカテゴリー1に分類されています。一方、エストロゲンを含む配合型ホルモン避妊法はカテゴリー4です。
ただし、日本国内で利用できる製品、適応、保険適用の範囲は方法によって異なります。また、子宮内器具やプロゲスチン単剤製剤にも、それぞれ不正出血などの副作用や使用上の注意があります。
前兆があるからといって治療や避妊をあきらめるのではなく、エストロゲンを含まない方法を婦人科で相談しましょう。
ピルの種類を変えれば前兆があっても飲める?
「超低用量ならエストロゲンが少ないから大丈夫」「第4世代のピルなら安全」と考える人もいますが、前兆のある片頭痛では、エストロゲン量が少ない配合薬であっても自己判断で使用することはできません。
日本の添付文書では、エストロゲン・プロゲスチン配合薬について、前兆を伴う片頭痛は禁忌とされています。避妊用か月経困難症治療用か、低用量か超低用量かという違いだけで禁忌が解除されるわけではありません。
また、飲み薬からホルモン配合パッチや膣リングへ変更しても、エストロゲンを含む配合型ホルモン製剤であれば、前兆のある片頭痛に対する基本的な安全性評価は同様です。
過去に一度だけ前兆があった場合は?
現在は前兆が起きていなくても、過去に片頭痛の前兆を経験したことがある場合は、処方医へ伝える必要があります。
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は、現在の発作だけでなく「これまでに前兆を経験したことがあるか」の診断が重要だとしています。
「学生時代に一度だけ光が見えた」「妊娠中だけ視界にギザギザが出た」という場合でも、それが片頭痛の前兆だった可能性があります。
ただし、症状だけで本人が確定診断することは難しいため、症状が起きた状況、見え方、続いた時間、その後に頭痛が起きたかを医師へ説明しましょう。
片頭痛の診断で医師に伝えたいこと
低用量ピルを処方してもらう前には、単に「頭痛持ちです」と伝えるだけでなく、次の内容を具体的に説明すると判断しやすくなります。
- 頭痛が始まった年齢
- 月に何回程度起こるか
- 頭のどこが痛むか
- ズキズキするか、締め付けられるか
- 動くと悪化するか
- 吐き気や光・音への過敏があるか
- 頭痛前に光、しびれ、言語症状があるか
- 前兆と思われる症状が続く時間
- 生理周期との関係
- 服用している片頭痛治療薬
- 喫煙の有無
- 高血圧や血栓症の既往
症状を口頭で説明しにくい場合は、頭痛日記をつける方法があります。頭痛が起きた日、前兆の有無、生理周期、服用した薬、痛みの強さなどを記録しておくと、片頭痛の種類やピルとの関係を判断しやすくなります。
片頭痛の薬と低用量ピルは併用できる?
トリプタン系薬、鎮痛薬、CGRP関連薬など、片頭痛治療薬の多くは、低用量ピルと併用されることがあります。
ただし、片頭痛の予防に使われる一部の抗てんかん薬などには、低用量ピルのホルモン濃度を低下させ、避妊効果へ影響する可能性がある薬があります。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)も、一部の抗けいれん薬は配合経口避妊薬の有効性を低下させる可能性があるため、薬物相互作用を確認するよう示しています。
婦人科を受診するときは、頭痛時だけ使用する薬だけでなく、毎日服用する予防薬、市販の鎮痛薬、サプリメントも伝えてください。
喫煙している人は特に注意
喫煙は、動脈硬化や血栓に関する危険性を高める要因です。片頭痛があり、さらに喫煙している場合は、エストロゲンを含む低用量ピルの安全性について慎重な判断が必要になります。
日本の経口避妊薬の添付文書では、35歳以上で1日15本以上喫煙する人は禁忌です。
ただし、35歳未満や喫煙本数が少なければ無条件で安全という意味ではありません。前兆の有無、血圧、体重、家族歴などを含めて評価します。
低用量ピルを希望する人は、喫煙本数を少なく申告せず、電子タバコや加熱式タバコを含めた使用状況を医師へ伝えましょう。
低用量ピルの服用中にすぐ受診すべき症状
低用量ピルの服用中に次のような症状が現れた場合は、脳卒中や血栓症などを否定できないため、速やかな受診が必要です。
- 突然の激しい頭痛
- 今までとは明らかに異なる頭痛
- 突然の視力低下や視野欠損
- 片側の手足のしびれや麻痺
- ろれつが回らない
- 言葉が出ない、理解できない
- 突然の胸痛や息苦しさ
- 片脚だけの腫れや痛み
新たな前兆や神経症状が出た場合は、片頭痛の発作と決めつけず、緊急性を判断してもらう必要があります。
症状がある状態で次の錠剤を飲むべきか迷った場合は、自己判断で服用を続けず、処方した医療機関へ連絡してください。
よくある質問
片頭痛持ちは低用量ピルを絶対に飲めませんか?
片頭痛がある人すべてが使用できないわけではありません。前兆のない片頭痛で、喫煙、高血圧、血栓症の既往などの危険因子がなければ、医師の判断で使用できる場合があります。一方、前兆のある片頭痛では、エストロゲンを含む低用量ピルは原則として使用できません。
閃輝暗点が一度でもあれば飲めませんか?
過去に一度でも片頭痛の前兆を経験した可能性がある場合は、その事実を医師へ伝える必要があります。症状が本当に片頭痛の前兆かどうかを含めて判断してもらいましょう。
超低用量ピルなら前兆があっても大丈夫ですか?
エストロゲン量が少ない製剤でも、前兆のある片頭痛に対する禁忌がなくなるわけではありません。日本の配合薬の添付文書では、前兆を伴う片頭痛は禁忌です。
生理中だけ頭痛が起こる場合は飲めますか?
月経時片頭痛の多くは前兆なしに分類されますが、実際に前兆がないか、ほかの血栓リスクがないかを確認する必要があります。
ピルを飲み始めてから目がチカチカします
片頭痛の前兆の可能性がありますが、眼科疾患や脳血管障害などの可能性もあります。服用を続けてよいか自己判断せず、早めに処方医へ連絡してください。
前兆ありでもミニピルなら使えますか?
エストロゲンを含まないプロゲスチン単剤ピルは、前兆のある片頭痛でも選択肢になる場合があります。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の基準ではカテゴリー1ですが、日本での製品や適応、本人の持病によって判断が異なるため、婦人科で相談してください。
片頭痛が治れば低用量ピルを飲めますか?
現在発作がなくても、過去に前兆を伴う片頭痛があった場合は、エストロゲンを含む薬の使用可否を慎重に判断する必要があります。頭痛が起きていない期間だけで自己判断しないでください。
まとめ
片頭痛がある人すべてが低用量ピルを飲めないわけではありませんが、前兆の有無によって安全性の判断が大きく変わります。
前兆のある片頭痛では、片頭痛そのものが虚血性脳卒中のリスクと関連し、エストロゲンを含む低用量ピルの作用が重なる可能性があります。そのため、日本の添付文書では、前兆を伴う片頭痛の人への投与は禁忌です。
前兆のない片頭痛では、年齢、喫煙、高血圧、血栓症の既往などを確認したうえで、医師の判断により低用量ピルが使用される場合があります。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の基準でも、前兆なしはカテゴリー2、前兆ありはカテゴリー4に分類されています。
前兆には、閃輝暗点、ギザギザした光、視野の欠け、手足のしびれ、言葉の出にくさなどがあります。過去に一度でも疑わしい症状があった場合は、処方前に必ず医師へ伝えてください。
また、低用量ピルの服用中に、初めて視覚異常が出た、頭痛の頻度や強さが変わった、しびれや言語障害を伴うようになった場合は、次の診察日まで待たずに医療機関へ相談しましょう。
前兆があってエストロゲン配合薬を使用できない場合でも、プロゲスチン単剤ピルや子宮内避妊具など、別の選択肢を検討できることがあります。片頭痛があることを理由に自己判断でピルを避けたり、反対に個人輸入などで使用したりせず、婦人科で自分に合った方法を相談することが大切です。

